ビールねこ

お酒が人体に与える影響

はじめに

ビールアプリを提供するにあたり、同時にお伝えしておきたいことがあります。
それは、お酒の悪い面です。

お酒は楽しかったり、新しい人と交流するのに役立ったり、こうしてビールねこを通して繋がれたりと、良い面はありますが悪い面もあります。

ドラッグ

まず初めに、アルコールはドラッグと言われるカテゴリーに属します。
マリファナ、コカイン、覚醒剤などと同じドラッグです。

違いは、合法か違法か。
合法的なドラッグはアルコール以外に、ニコチン、カフェインなどがあります。

合法的なアルコール、ニコチン、カフェインをドラッグと呼ぶことに違和感を感じる方もいると思いますが、依存性や禁断症状の強さは合法かどうかは関係ないため、研究者の間では同じドラッグとして一律扱っているように見えます。

また、過去には覚醒剤が合法だった時代もありますし、現在でもアルコールが禁止されている国もあります。
逆に、研究が進みドラッグ全体が良しとされる未来が来るかもしれませんし、難しく考えず気軽に話の1つとして読んでいただけたらなと思います。

ドーパミン

それでは本題に入ります。

まず、ドラッグをするとドーパミンが出ます。快楽を感じます。
しかし、ドラッグが抜けるにつれ、快楽は苦痛へと切り替わります。
そして、苦痛を避けるために再びドラッグに手を出し快楽を得ます。
これが依存の始まりで、繰り返すことにより、同じ量では満足できなくなり、より強い快楽を求めるようになります。

ゲーム、仕事、恋愛、SNS、ギャンブルなどドーパミンが出るタイミングは他にもあります。

本来は狩りなど目標を達成した時に得られるはずの報酬が、現代では手軽にさくっとゲットできます。

ちなみに、ドーパミンを脳から取ったねずみを使った実験では、ねずみの目の前にエサを置いてもそのまま食べずに餓死したそうです。
ドーパミンは動物にとって大切です。

鬱病、自殺

アルコールは鬱病や自殺との繋がりが濃くあるそうです。
鬱病は治らないと言われていますがアルコール起因の鬱病も少なくなく、その場合はお酒を断つと治るそうです。
また、自殺者の体内からアルコールが検出されることは数十パーセントくらいであるそうです。

睡眠

さらには睡眠にも悪影響を与えます。
睡眠時に脳は大きく2種類の仕事をしているのですが、片方の仕事ができなくなります。
寝るためにお酒を飲む方もいますが気絶しているのと同じ状態だそうです。
これは睡眠薬を使用した場合も同じです。

かなり話は脱線しますが、睡眠は健康、美容、記憶、メンタルなど人生における全てのアップデート作業とも言われており、医療においても睡眠を上回る処方はできないそうです。
お酒や睡眠薬が無いと寝れないという方は睡眠に関する知識を学ぶと解決するケースがあります。

その大事な睡眠の仕事を妨害してしまいます。

睡眠についても語りたいですが脱線しすぎるのでこのあたりでやめておきます。

と見せかけて一つだけ、、アラームでの目覚めは睡眠の仕事を無理やり中断させる行為です。

アルコールの適切な摂取量

アルコールの適切な摂取量は個人差はあるものの、度数5%のビールの小瓶(330ml)だと2、3本と言われています。

酒の場では「そんなん飲みに入らん」と笑い飛ばされるような量ですし、この量で満足できる酒飲みは中々いなさそうではありますが、頭の片隅に入れておいてください。

量を飲むのが癖になっているだけで、味わいながら数杯チルな感じで飲む方が実は合っているという方もいると思います。

また、重度のアルコール依存症になってしまうと、二度とアルコールを飲めなくなってしまいます。
軽度だと減酒という選択肢があるのですが、重度になると断酒しか道が無いそうです。
実際にアルコール依存症で断酒した方にたまたま飲食店でお会いし、話を聞かせてもらったことがあるのですが、かなりつらそうに見えました(断酒を継続している姿はかっこよかったです!)。

最後に

健康のためにお酒をやめたが孤独死したなんて話を聞いたことがあります。

修行僧みたいな人生に憧れるわけではないと思います。

色んな視点で考えていただき、お酒を飲むのであれば、人生を豊かにするスパイスとして必要な日に必要な量を飲むのが良いかなと、個人的には思います。

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